猫の首にしこりを見つけてからの日々。腫瘍?肥満細胞腫?唾液腺膿瘍?はたして…

普通に、暮らしていても突如やってくる

猫に起こる身体の変化…

最初は、驚く、そして悲しくショックな出来事もある。いつも「死」が付きまとうから猫たちとは「いま」を大切に生きるように決めてる。

だって、明日がくる補償はないから…

✧首にしこりを見つけた!

2018年6月1日、ふと「きーちゃん♂6歳」のクビに少し膨らみがある事に気がつく。

様子を見てると、次の日には少し大きくなっていた。

6月3日、病院へ

所見では「腫瘍の可能性があるが、大きい為しこりを小さくして手術、今、針を刺して細胞診をするのも可能だけど…コストかかるし、興奮状態だから麻酔しないと針させないし、身体に負担もかかる。どうせ手術するなら病理結果を見た方いいかな?」と先生からアドバイス!!

猫の首にしこり

しこりを小さくする為に薬を処方されました。

( 抗生剤 )

アモキクリア錠100 青色

( 消炎鎮痛剤 )

メタカム0.05% 経口懸濁液猫

抗生剤は1週間

メタカムは5日間 飲ませました。

飲み終わると同時に、一気に顔が変形してきて、痒みもあるようなので、病院へ。

 

すると先生は、物凄く驚いて

「えぇーっ!こんな急に大きくなる腫瘍は見たことないよーっ、これじゃ手術どころか、どーする?どーする?」と。とても正直で素敵な先生だと思いました♡

いろんな可能性をフル回転で考えてくれて、先生の師匠という方にも電話で状態を説明して、ある1つの可能性を見出してくれました。

それは「肥満細胞腫」です。

 

猫の首にしこり

犬の場合、ほぼ悪性の確率が高いそうですが猫の場合、良性である確率が多いらしく、でも、とても厄介な病気です。

身体のあちこちに、腫瘍をつくるのです。

一つ治っても、またどこかに出来る…

その様な場合は、だいたい脾臓に肥満細胞腫の原発がある為、脾臓に確認された場合は脾臓を取る手術をススメられました。

その後は、肥満細胞腫に効果のある薬を、飲んで行くか、抗がん剤を飲んで行くか…など

たくさん選択しなければ、いけませんでした。

どこまでするのか!?という問題です。

薬をのみ続けて100%完治できます!という事ではない。

薬が高いべらぼーに高い。いろいろ考えながらの

とりあえず、今のままだと手術は難しいので、とにかく小さくしましょう…と

6月10日から薬が変更。

(抗生剤)

アモキクリア錠100

(ステロイド)

プレドニゾロン5mg

このステロイドが効果が凄くよく効いてくれてグングン小さくなりました。

猫の首に腫瘍

肥満細胞腫は刺激によって、大きくなるので触らず優しく放置です。

最初は、6月19日に手術予定だったけど、急に大きくなり中止!!

そして、やっと6月25日に手術できる事に…

肥満細胞腫について

✧手術の日

どんな手順で、どんなやり方で、手術をしていくのか、とても詳しく説明してくれました。

そして、その話を聞いている間きーちゃんは自由に部屋を探検しています。先生は「キャリーに入れなくていーよー自由にさせてあげてー」って言ってくれるんです。

お言葉に甘えて自由にしながら、ステンレスの流しに入り落ちついていました。

麻酔をする前に「鎮静剤」を打つとのこと。

この鎮静剤を打つ時に、飼い主が側に居た方が効きやすいそうで一緒に居てあげてね。と

鎮静剤は筋肉注射だから、痛いらしく

私のヒザに乗せて、太ももにチクリとしました。きーちゃんは全く痛くない様子。

すると先生は、副作用で吐くからねーって

3分くらいすとヨロヨロして、1回泡をゲボ。そして床にグニャリとしなだれてしまい…私は側で、ずっとお尻をトントンしながら 心の中で子守唄を歌っていると、だんだん

5分たち、7分たち…もぉ身体は自由にならず鳴く事も出来ず、耳は微かに動いているけど目は開いたまま瞳孔も開き、息だけはしている状態。

先生は、聞こえてるし痛みとかわかるょ。ただ動けないだけ。

と言って「じゃあ麻酔して手術はじめますね、夕方に来てみて下さい」と。

夕方になり迎えに行くと、先生は青白い顔で「さっき覚醒した時に、きーちゃんパニックになって暴れてから、キズが開いたかもー」と…血だらけやけど、見る?って

会いに行くとゲージの中で、ちょこんと血だらけで座ってました。

先生が「きーちゃんと話してみて」と言うので近くに行って話てみました。

「きーちゃん帰る?」…「うん帰る」って

だから血だらけだし、縫合した部分がズレてキズが開いてるけど…連れて帰ります!!

先生は、少し不安そうに「何かあったら、すぐ電話ちょーだいね」って

手術の結果は、想像以上の大きさで、当初1時間の予定だった手術は3時間以上。

しこりは3つが繋がっていて、血管3本、神経1本、唾液腺1本、筋肉、皮膚を切除しました

しこりの中心は壊死していた様です。

帰る時に処方されたのが

(抗生剤)

セファクリア錠300

(皮膚再生サプリ)

リンパクトテリタブ

(ステロイド)

プレドニゾロン5mg

きーちゃんは、帰るとすぐに家を探検し、オシッコして、カリカリを食べました。

術後

キズは、かなり痛々しい顔も厳しい…

でも落ちついているのが、わかります。やっぱり家ですね!!

キズは日にち薬ですが、切った場所がカラーが出来ないので抜糸まで、家族で交代しながら24時間の見守りが始まりました。

きーちゃんは、嬉しそぅ♡

*キズの様子

キズからは、1週間ほど体液と血液が混ざった浸潤液がダラダラと出続けました。

その度にティッシュで抑えて液を取ります。

きーちゃんは、キズに触らせてくれたんです痛くないのかしら…

キズのまわりが、綺麗になってくると、麻酔から覚醒した時に暴れて皮膚がヨレヨレになった場所がハッキリわかる様になりました。

術後の縫合

このパクパクから、いつまでも液が出るので抜糸の時期が近いし1回、病院に行ってみようと言う事になり

7月4日、病院へ。

先生は、抜糸できる場所もあるけど…と言いながら「あらっこれは…やりなおした方がいいなぁ」と。

 

抜糸後

ちょうど、その日は手術が入ってなく朝ごはん食べたけど、吐いてたので急遽、また縫合のやりなおし手術になり。

先生が「きーちゃん一緒に居てあげた方がいいから、手術も見てていいし、ずっと覚醒するまで居てあげて」と

私は、居ていいなら居ます!と言って

鎮静剤して挿管麻酔が効いて、抜糸して、綺麗に中まで洗い流し、皮膚の断面を切開しながら血をだしキズをつけ細胞をたたき起こすのを、ずっと側で見ていました。

その間、きーちゃんは…

口から管が出ていて、舌はダラ~んと垂れ下がり、その舌に酸素を計る機械を挟まれていて、腕には点滴と小さな血圧計がシュコープシューと動いています。

時折、麻酔の機械からピーピーと高い音がでると麻酔の先生が、きーちゃんの顔を覗きながら管を触ります。

そして、今度はしっかり針で縫い縫合終了。

少しづつ、麻酔の量を減らし自発呼吸が確認されると器官から管を抜き「きーちゃん」と呼びかけました。耳は動かないけど、瞼を閉じたり少し眼球を動かしてるので。

私の顔と声が、わかるように目の前に行って撫でながら「きーちゃん終わったよー」て何度も呼び起こしました。

何分かして、手足がピクピク動いてきたので手術台から抱えてそのままゲージに連れていき。

ゲージを閉じる事はせず。

ちゃんと目が覚めるまで、ずっと私は両腕を入れて、きーちゃんを抱えるようにして顔と顔をくっつけていました。

40分くらいすると、1度しっかり座り、また眠り「ンニャンニャ」何か文句を言っている様な。

先生は「やっぱ違うなぁ~目が覚める時に飼い主がいた方が絶対いーわ!」と

もぉかなり、しっかり覚めてきたので帰宅。

短い間に、手術を2回し、その間も薬をかなり服用していたので、最初の術後よりも身体がキツそうでした。

そして7月9日、最初の手術の時に縫合していた箇所の抜糸に連れていくと

もぉ、きーちゃんは病院が無理になっていました。口呼吸で心拍は破裂寸前、肉球は漏らした?ってくらいの汗、鳴き声も異常、シャーって威嚇。

そんな中でも、誤魔化し騙しながら30分くらいで、先生は4本の糸を抜糸してくれました。

私は、これは無理だなて…先生に

「家で抜糸できるなら、私やります」って言ったら。

「その方が、きーちゃんにはいいね」って言ってくれて…皮膚と糸の絡んだ絵を書いて説明して、どこを切ればいーのかを教えてくれました。

後6本の抜糸は、ど素人の飼い主に委ねられ

様子を見ては、糸をひっぱりハサミの入る空間を探してパチンっ!!

自分で抜糸

ドキドキしながら3本は綺麗に成功しました

残りの3本は、あの例の場所です。

まだ液が出ていて皮膚のつきがわるい状態

カサブタが3本の糸を飲み込んでて糸が見えない

術後にカサブタ

濡れたティッシュで、カサブタを浮かしながら3日間かけて、無理せず少しづつ糸が見えてきたのですが、糸を引っ張ても結び目がギュッとして糸に余裕がなくて。

結局また、病院に行って3人がかりで騙しだまし抜糸完了!!

やっと、解放されました。

後は、早く毛がモリモリ生えてきてくれたらバンザイです。

✧病理結果

最初の抜糸に病院へ行った時に、病理の結果が出ていました。

先生は「よかったのか、わるかったのか」と少し納得のいかない表情で。

病理の検査結果は「abusesu

アブセスとは「膿瘍」の事です。

きーちゃんは、最初「腫瘍」だと先生は思い摘出して病理結果を見た方がいいと。

がしかし、成長が異常に早かったので「普通の腫瘍」ではないと判断し「肥満細胞腫」じゃないかって…

で病理結果は「唾液腺膿瘍」でした。

先生は、こんなの初めて…と。

自分が目にした、きーちゃんの首を開いて見たシコリが「膿瘍」だとは信じ難いって。

でも、病理結果で「abusesu」と来ているから、そうとしか言いようがないと。

そして、今後の自分の勉強にもなるから、アメリカ帰りのベテラン先生に、データを見せて意見を聞いてる所ですと。

先生は「私が勝手にしている事だけど、納得の行く答えがわかったら教えるね」と。

ほんとに、正直な先生です。ちなみに女性の獣医さん、だから心遣いがとても優しいです。

病理結果を詳しく読むと。唾液腺の内部から何かの細菌で膿瘍が育ち大きくなった様です。その細菌が何かは、今度また大きくなった時に細菌の培養をして感受性検査をします。

ひとまず、きーちゃんの「しこり」は

これにてお終い…

しこりを見つけてから、手術、抜糸するまでの記録です。

術後の皮膚や少し開いた中の写真と動画なので苦手な方はオススメしませんが、お時間ある方は、見てみてください。

 

やっと、家族そろって夕食が食べられる。

そして、ぐっすり寝れる~っ!!

長々と読んでいただき

ありがとうございます。