私の選んだ猫の看取り方。



こんにちは、チセです。

海から山に越してきて2年が経過してます

家猫、外猫を全て連れてきて総勢23匹。

外猫は、何かしら病気を持っているに違いなく(エイズ、白血病はマイナスです)…もぉ歳だし、半年くらいで死んでしまうかな…なんて正直、思ってましたが。

2年も、みんなと暮らせてきました

でも、最近何匹かすこしづつ体調の変化を見せてきてます。

 

✧飼い主の選択

例えば、骨が折れた、皮膚が裂けた、ヤケドした、見える位置にシコりがある、とか外傷的な部分は、やはり速攻で病院にいきますよね。

でも、見えない部分、内蔵や血液、脳や神経などの場合、急性の時もあれば、少しづつ症状が出てくる。気づいた時には、もぉ何もしない方がいい場合もある。

それでも、1日でも長く生きてほしいと思う場合と

、もぉ自然のままに生きてほしいと思う場合

に分かれると思います。

どちらが正しいなんて判断する必要などない、その家に来た猫には意味があるのだから。。。

飼い主は、両方を選ぶ事はできないので、どちらを選んでも、あとあと後悔はさけれない気持ちが出てくるかもしれませんが

その猫をじっと見て。自分の心に集中し、その猫の心にそのまま入って行くようなイメージで、感じてみると。

この猫は、どぉして欲しいか

何となく、わかると思います。

迷った時は、飼い主の自我は捨て、猫に気持ちを合わせてみて下さい。

命の期限がちかい時は、人間が何かをした所で

そんなに変わらない。

死ぬ時は、管まみれにして液体を流し込んでも死ぬんです。蘇生をしても生き返りません

ナチュラルに死なせてあげたい。

 

✧猫の性格

触られたい猫と、触られたくない猫がいますよね。うちも分かれています

死期が近づくと、隠れたいようで冬ならコタツの中に入り浸るようになります。

夏なら、どこか部屋の隅っこか物がゴチャゴチャした辺りに自分の居場所を見つけるでしょう。

うちの「ぶちを君」11歳が、亡くなるまでに行動していたパターンと気持ちを少しだけ例として書いてみますね。

日向ぼっこ

性格は、穏やかで優しく多頭飼いのリーダーとして女の子達から絶大な人気があり、他のオス猫からも一目置かれてるいる。

でも、どん臭い面があり飼い主からみると、お茶目でキュートなしっかり物です。

体は、大きめです。体重も6キロほどありました、でもアレルギー体質で合わないカリカリやウェットフードを食べると嘔吐します。

若い頃、外猫時代にどこかでヤリの様な鋭利な何かに刺さり帰ってきたのですが、脇腹から太ももにかけて皮膚が裂けて、皮がグルグルとめくれ上がって、腹膜が丸見え状態でフラフラしながら外にいました。

ちょーど家に居たので、すぐ病院に連れていき、緊急手術をして無事でしたが、筋肉を切断している為に、片足は歩けないかもしれないと言われて。

それから、外猫をやめ完全な家猫になりました。不思議と家猫修行などしなくてもスンナリな感じで暮らしていましたね。

足も、高い場所のジャンプは難しいですがジャラシで遊ぶくらいのジャンプは出来る様になりました。

抱っこは、されたい方ではなく。ご飯の時くらいに甘える程度で、寝ている時に撫で撫ですると、ちょっと不機嫌になるかな…

そんな猫です。

ぶちを君は、ある日突然。

両目の瞳孔が まん丸に開きっぱなしになりました。明らかに見えてない状態だったので、すぐ病院にいきましたが。

ここは、田舎で…眼科専門医はなく。

症状からみると「緑内障」ではないかな…という判断でした。経過をみると緑内障ではなく、脳ミソの神経に何かしらの病気があったのではないかと思っています。

 

猫 緑内障

 

病院での、ぶちを君はおとなしく、どっしりと座り、先生にも触らせて「えらいねー」

なんて言われて少し鼻で笑ってる感じ。

緑内障になって、瞳孔が開いてるから

もぉ見えるようになるの難しいでしょう

と言われ、そのまま帰宅しました。

トイレや水飲みは、感覚でぶつかりながらですが自分で行っていました。

それから、3日くらいして片方の瞳が細くなり光をうっすら感じる程度まで回復しましたが、ほぼ見えていない状態。

猫 失明

そして2週間ほどした辺りから鼻の上とおでこ付近にボッコリ腫れたように盛り上がりが出来ました。

 

猫 鼻シコり

この頃から、暗くて狭い場所を好んで寝る様になり。ご飯の時と水とトイレの時だけ出てくる

1ヶ月を過ぎたくらいには、食欲も落ち、筋力も落ち、トイレもやっと自分で行くように…

私は、少しだけ猫の心や気持ちがわかる瞬間があります。気づいてないだけで皆さんも そんな瞬間ありますょ!

最初に感じたのが

ぶちを君の目が見えなくなってからの気持ちでした

それは「悲しい」です。

目が見えなくなった事が、悲しいと感じていました。

次に感じたのが、ぶちを君がいつも隠れて寝ている場所にいる時「寂しい」でした。

私たちの足音やドアを開け閉めする音を聞いたり振動を感じていて。

自分の所に、声をかけて欲しいと思っている事を感じました。

なので私は、ぶちを君の隠れている寝床を通るたびにチラっとタオルをめくり、起きている時は「ぶちを君、寒くない?」とか声をかけるようにしました。

とても嬉しそうに尻尾をポンポンと動かして答えてくれていました…

 

 

✧おわりが近づく時

ある日、また私に

ぶちを君の感情がわかる瞬間がありました

もぉ永くない」「この場所は、もぉいい

でした。

すぐに、ぶちを君の所に行くと。

なんと暗い場所から飛び出して外にひっくり返ったまんま、痙攣を起こしたようになってツッパていました。

ビックリして、カチコチのまんまベッドに置いてマッサージをしていると。

柔らかくなりましたが、全身右麻痺で舌も上手に動かせない状態になり、シリンジで液体のご飯をあげたり、水を飲ませたりしていました。

亡くなるまでの3週間ほどは、暗く隠れた場所ではなく。ベッドのど真ん中あたりに、ぶちを君のスペースが出来ました。

いつも、目につくし

いつも、そこに居る

いつも、触れている

そんな3週間を過ごしました。

家族で、交代して

ぶちを君が独りにならない様にしていましたが(猫はたくさんいます) たまに、数分だけ独りになったりすると。

麻痺のある身体を、起こして座って小さな声で鳴いたり。寝たまんま精一杯の声で鳴いて呼んだりしていました。

お腹が減った、トイレに行きたい、水が欲しいと、ちゃんと私たち人間にわかるように鳴いたり、舌をペロペロしたり、寝たまま足を動かしたりして、伝えようと必死にアピールしていました。

目に見える場所に、いるからこそ理解できる行動だと思います。ぶちを君は、自分がこの先に暗く狭く目立たない場所では、最後まで自分らしく生きていけないと知っていたからこそ、最初に選んだ あの場所から出てきたんだとわかりました。

骨と皮になっても、庭に出たいと言い

天気のいい日には日向ぼっこして、太陽からパワーをもらって、グッズり寝て目が覚めたら、たくさん食べて、水も飲んで。

日向ぼっこ

フラフラしながら爪も研いでみたり、庭でトイレしたり。目が離せないから大変だったけど、すごく素敵な時間をくれたし

これから先、まだまだ看取らなくてはいけない猫がいる事に対しての新たな感覚も勉強させてくれた、ぶちを君に感謝して毎日を暮らしています。

不思議な事に、亡くなる1週間前に麻痺もなくなり、鼻とおでこにあった腫れもひいてハンサムボーイになったんですよ…

最後まで、穏やかで心地よい空気が漂っていました。スッと息をひきとり自然だなぁと痛感しました

目が見えなくなってから、亡くなるまで2ヶ月くらいでしたが、嫌な注射や病院通い、薬や点滴などいっさいせずにいました。

賛否両論あるかとは、思いますが

私は、何もしないと最初に病院に行って帰ってきた瞬間に決めていました。

後悔はありません。なので悲しくはないです

でも、いつもいたベッドの場所に、ぶちを君が居ないのは寂しいです。

今までは、病気をして亡くなるまでの間に変化がある度に不安になり、病院に連れて行く事もありましたが

もぉ、今後そのような事はしないと思います

何の病名か、何が原因か…

もぉ、死期の近い猫には全く関係のない事で

知りたいのは人間。

知って治療したいのは人間。

知る事でプラスになるのは人間。

今後、誰かの役にたつかもしれないから…

でも、死に行く その猫には関係のない事

静かに自然に、死なせたい。

私は、そんな感覚になりました

もぉ、死期が近いと猫が感じているならば

何もしない。水だけは飲ませたい

でもね、最後は水すら飲まなかったょ。

「いらない」とハッキリ

もぉ、いらない、やめてくれ」と言われました。まる1日、何も口にせずとも穏やかに息を引き取りました。

自然って、こーゆー事かって改めて感じ心に焼き付けた看取りでした。今までも、たくさんの猫を看取ってきましたが、今回は

何かが違いました。

たぶん、この土地に来て私たち家族が(猫含む)変わったんだと思います。

住む場所って大事ですねょ…

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

「私の選んだ猫の看取り方。」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。猫鼻炎の検索をしていてたどり着きました。
    今は11匹と12の骨壺(笑)と一緒に暮らしています。
    ずっと同じ気持ちを感じているので一言残させていただきました。
    またそろそろ看取りに入ります。。
    穏やかに自然にその時を迎えてくれたらなと、願いはそれだけです。

    1. コメントありがとうございます。

      穏やかに、いつもの匂い、いつもの場所、いつもの音、何も変わらない安心できる我が家で、看取る事が私のしてきた看取りです。

      うちも、先日。12歳の猫をまた1匹 看取りました
      外猫を10年、家猫を2年 経験した自由奔放の猫の一生でした。

      これから先、まだまだ
      いろんなドラマがあり最後を迎えるけど
      お互い「看取れる幸せ」を感じながら、その時を待ちましょうね。

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