猫の肥満細胞腫って?検査と治療と飼い主の悩ましい日々…

首にシコリを見つけて、手術までに大きくなり、一旦中止に!ステロイドで小さくしてから切除し摘出したシコリを病理に出した結果

肥満細胞腫では、なかったが

病理結果が出るまでの1ヶ月で、たくさん考えさせられました。

✧肥満細胞腫って??

肥満細胞腫は、皮膚にできるタイプと内臓にできるタイプの2種類。日本では、皮膚にできる腫瘍の中では2番目に多いそうです。

皮膚にできる肥満細胞腫は、1箇所だけポンってイボみたいなのができたり、硬い腫瘍ができたり、あまり特徴がなく 頭や首にできたと思えば、背中や肉球にできたり、身体のあちこちにできてしまうし。

盛り上がってたり、潰瘍みたいになる事もしばしばあります。

内臓タイプは、小腸によくできるそうですが脾臓や肝臓に転移している場合もあります。

転移するという事からも、内臓にできた腫瘍の85%が悪性といわれています。

猫にできる、皮膚の肥満細胞腫は50%~90%が良性だそう。

この事からも、内臓タイプの場合は、早期の発見が必要になりますが、「最近、お腹が大きいなぁ…」と気づいた時には、もぉ結構すすんでいると思われます。

最近、元気がないな、何か反応が鈍いし、よく吐くなぁ、体重も減ってきたかな?といろいろ思いあたる節がある時は、早めに受診をオススメしたいです。

*肥満細胞って、デブ猫?

肥満細胞って漢字から「肥満」だから?ってウチの、おばぁちゃんが言ってたんだけど、肥満細胞がデブ猫の肥満とは全く違うんですよ(笑)

もともと、肥満細胞は身体の中に入ってきた物質に対して防御する、大切な役割があって、どの猫にもある細胞です。

アレルギー反応と思っていただくといいです、アレルギー反応などを引き起こすヒスタミンを、たくさん出す免疫に関係している細胞です。

細胞診の針を刺す事が刺激になってヒスタミンが反応する可能性があるのでしませんでした。

なので、うちの猫が「肥満細胞腫」じゃないか?って思った先生は、手術までの期間にシコリが大きくならない為に、シコリに刺激を与えないでね!と言われてました。

他の猫に、噛みつかれたり猫パンチされない様に目が離せない状態でした。

首にしこりを見つけてからの日々

✧検査の種類

血液検査

猫エイズ : 猫免疫不全ウイルスFIVとの関係があるかもしれないと言われています。

細胞診

シコリになっている所に針を刺して細胞を採取します。病院内にある顕微鏡で、見ることが出来ると思います。

肥満細胞腫のまわりには、特殊な形をした細胞があるそうで病理経験のある獣医さんなら

採取できていれば、見分ける事が可能だと思います。 100%の診断にはなりませんが、手術までの、薬の投与など早目の対応ができるはずです。

画像検査

レントゲン撮影やエコー(超音波)などの医療機器で調べます。

レントゲンは撮影したい場所の内部を静止画で確認できます、エコーでは毛を剃られますが、今この時の脾臓や肝臓の状態をリアルタイムで動画で見る事ができ、ガンの広がり具合も確認ができます。

✧治療の種類

皮膚タイプの肥満細胞腫は、ステロイド剤の服用や軟膏による治療が効果がありそうです。肉球などにできた細胞腫は軟膏で小さくなったケースもあったそう。

これは、シコリが大きい場合、手術までに小さくして切除しる為に有効だと経験上思いました。

抗がん剤

腫瘍が大きすぎたり、他の臓器や血管、細胞などが邪魔をして全て切除できなかった場合、再発の可能性が高い為に必要だといわれてます。

でも、抗がん剤の種類によってはキツい副作用もあり値段も高いですね。

分子標的薬

その名の通り、ガンの増殖に関係した分子(タンパク質)に標的をしぼり、やっつける様に開発された薬です。正常な細胞への影響が少ない様ですが、それなりに副作用があります。そして値段も高いです。

*治療の選択

ウチの場合は、手術をして病理結果が出るまでは「肥満細胞腫」が濃厚と言われていたので、いろいろ覚悟していて、今後の治療をどうするべきか真剣に考えていました。

抗がん剤や分子標的薬を投与しても100%寛解する治癒するのは考えにくい。

薬に負けてしまう可能性もある、副作用で生活の質を落とすかもしれない。

ましてや、放射線治療など私の暮らす田舎ではない。1回の放射線治療は3万~8万円と言われていて1ヶ月続けた場合、少なくても36万必要です。

今回、首のシコリを発見してから抜糸するまでに8万程 でした。

抗がん剤や分子標的薬も1ヶ月で2万~16万と薬の種類や量などで異なりますが高額です。

ウチの猫は結局「唾液腺膿瘍」だったので何も治療はしなくてよかったのですが。

もし、肥満細胞腫だった場合は、1ヶ月~3ヶ月は薬の投与をしてみようと思っていました。でも治療する中で猫の様子を見て、副作用がキツそうなら中止にしようとも考えていました。

動物病院も、いろいろと新しい薬や治療方が出来ているので飼い主は、たくさんの選択の中で苦戦しなければいけません。

病気せず、ずっと最後まで寿命を、全うできれば幸せですが…

となりに大切な「命」を感じながら、どこまでやるのか…と今も悩まし日々を送っている飼い主の皆様

いつもの場所で、いつもの匂いを感じられる環境で、いつもの日常の中、寿命を全う出来る様に心はあなたの側に居ます。と思うだけで、痛みや辛さ、苦しみが軽くなる事を信じて欲しいと思っています。

最後まで読んでいただき

ありがとうございます。




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